Ducklings IncのCEO高木紀和氏に会ってきた[HUG Project]

2015年11月、視線追跡型HMD『FOVE』とソフトバンクのPepperを使い『寝たきりだけど孫の結婚式に出席したい祖母』と『遠く離れているけど祖母に結婚式に出席してほしい孫』をつなげた心温まる企画『HUG project』をご存じでしょうか?

 

Pepper App Challenge」にてベスト介護福祉賞および最優秀賞を受賞したプロジェクトだけにどこかで聞いたことがある人も多いかと思います。

 

ご存じないという方はこちらの動画をご覧ください。

以前、僕が書いた自己紹介にてこのプロジェクトを絶賛している事に触れたのですが、先日なんとHUG PROJECTの発起人且つ、新郎且つ、孫の『高木紀和』氏ご本人から直接メッセージが届きました!

 

僕の書いた記事を見て、嬉しくなって連絡してくれた、という事で僕もこういうメッセージを直接いただけると、物書きやっててよかったなぁと思う次第です。

 

ちなみにツイッターはこんな感じ↓

なにが『あめぇ』のかは謎ですが、高木さんのメッセージを見ると、非常に気さくで、プロフィール画像から見てわかる通り、素晴らしい笑顔を持つ男性でございました。

 

そしてメッセージのやり取りをしていると、なにやら『HUG project』は現在『360°livestreamサービス』として活動を継続しているという事がわかりました。

 

『360°livestreamサービス』は、なんと開始2週間で85カ国で利用されているサービスであり、高木紀和さんはDucklings株式会社のCEOとして日々活動しているそうです。

 

メッセージのやり取りの中で、最終的に高木さんに『オフィスに遊びにきますか?』とお誘い頂いたので先日オフィス見学に行ってきました

 

写真撮るの忘れたけど、内容はしっかりメモってあるので安心してください。かなーーーり、わくわくするプロジェクトでしたよー。

 

おそらく日本の情報メディアで取り上げるの『あおぞらVR』が最初なんじゃないかなぁと思います。んっんーー。

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360°ライブストリーミングサービス

Hug Project

公式サイトより

360°ライブストリーミングサービスとは、THETA(360°動画撮影用カメラ)とPCを使ってライブストリーミングの配信サービスです。

 

 

世界で最も配信の簡単な360°ライブストリーミングサービスと銘打っているだけあり、利用方法はたったの3ステップ。

  1. Theta Sをライブストリーミングモードにして、USBでPCに接続する
  2. ルーム名と配信タイトルをつける(ルーム作成)
  3. ルームのURLをコピーして、チャット、Twitter、Facebookなどでシェア

これで、誰でも簡単に360°動画ライブストリーミングが行えます。

 

動画撮影の為『Theta S』は必要になりますが、個人、法人関係問わず手軽に使える、敷居が低いのが特徴です。電化製品屋さん行けばThetaなんてすぐに買えるし。

 

そして話を聞いていると、やはりこの『誰でも気軽に楽しめる』という点が高木さんにとって重要なファクターなのだと感じました。

 

テレプレゼンスの民主化をする

僕が話を伺っている最中、高木さんは『テレプレゼンスの民主化』という単語を何度か出して説明をしていました。

 

テレプレゼンスとはIT用語で『遠隔地のメンバーとその場で対面しているかのような臨場感を提供する技術』の事ですが、まさにHUG project(結婚式のやつ)でやっていた事そのものですね。

 

しかし、FOVEとpepperを使ったHUG projectではなく、なぜライブストリーミングサービスなのか、その疑問に高木さんはこう答えてくれました。

HUGprojectで喜んでくれたことは非常に嬉しかったが、再現するのにコストや手間がかかりすぎて、誰もが体験できるものではない。

たしかに必要なデバイスはもちろん、スタッフの人件費や準備に時間がかかる為、現実的に大衆化するのはかなり難しいですね。

 

そこで、テレプレゼンスの技術を民主化(大衆化)させる為に始まったサービスこそ『360°ライブストリーミングサービス』だった、というわけです。

開始早々80ヵ国を超えるユーザーに利用される

β版サービスが開始されるやいなや、世界中からアクセスがあつまり、開始2週間で85ヵ国の登録ユーザーを集めたそうです。

 

やっぱこういうのって海外ウケもとてもいいんですよねー。

 

でも僕が気になるのはやっぱり日本での反応。という事で高木さんに聞いてみると

日本よりも海外(特にヨーロッパやアメリカ)からの反応が格段に良い

との事。

 

Twitterなどを見てもライブ配信される国々はヨーロッパやアメリカなどの国の人たちが利用しているケースが多いようです。

 

んーー、まぁ日本人は10代や20代前半のデジタル世代ならまだしも、自分の素顔や日常を配信する事に抵抗を感じる人も多いですし、中々難しいところはありますよね。

 

まぁ、サービスもまだまだ始まったばかりですし、海外で認知を高め、日本で普及させていくビジョンをお持ちのようなので、

 

まずはVRやHMDの普及が業界としての最優先課題になってくるのでしょう。

 

海外を視野に活動

現在、海外のメディアやイベントプロモーションの依頼が多いそうで、デモ作成の依頼も請け負っています。

 

βバージョンの段階でこれだけ反響があるわけですから、今後の可能性は広がるばかりですね。近いうちに海外への進出も見えているようなので、業界関係者の人は要チェックです。

 

 

Hug project:公式サイト

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