VR技術が浸透した未来に生じる6つの社会問題まとめ

優れた科学技術が私達の生活を豊かにしてくれます。

しかしどんな技術にも必ず良い面と悪い面、光と影が存在しています。

VR技術も例外ではありません。

既に様々な業界がVR技術の恩恵を受け、盛り上がりを見せているのは間違いありませんが、懸念されている数多くの課題、社会問題があるのもまた事実です。

本記事ではVRが普及した未来に生じる可能性のある社会問題をお伝えしていきます。

あおぞらVRは【VR技術の発展や普及を目的に開設したサイト】ですが、VRのメリットだけに注目せず、悪い部分もしっかり理解することで読者の皆さんにVR技術の未来に対して真剣に考えて欲しいと考えているのでこんな記事を書いています。

社会問題とは複数の複雑な要因が合わさって生じるものなので、VRそれ自体が悪では無いという事を理解した上でご覧いただけると嬉しいです

追記:この記事のタイトルに「解決策」という文言が入っていましたが、コチラの都合で削除しました。『こうしたらこの問題は解決できるんじゃないか?』という方はコメント欄でご意見いただけると幸いです。

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VR(バーチャルリアリティ)中毒

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「ネット中毒」または「ネット依存」という言葉を聞いたことがあると思います。

これらは日常生活に支障が出るほどインターネットに依存する行為の事ですが、VRにも同じ事が言えます。

没入性の高いVRはスマホやインターネットより依存度が高い事が懸念されており、VRにのめり込む事で様々な社会問題を生み出す可能性があるのです。

さっそく例を挙げていきます。

①少子化問題

ネット 少子化

バンダイナムコエンターテインメント「サマーレッスン」

VRの発展によりネット(仮想空間)上での擬似恋愛が可能となり、現実に恋愛パートナーを求めなくなる人が増え、少子化につながる可能性があると懸念されています。

VRと共に発達するであろうAI(人口知能)機能の発達により、自分の好みの容姿、性格のパートナーを生成できる時代になります。

わざわざ現実でパートナーを選ぶ人が物好きと思われる時代が来るかもしれないんです。

個人的には現実には現実のパートナーが居て、仮想世界には仮想世界のパートナーが居るというのがスタンダードになる時代がやって来て欲しいと思ってます。

②引きこもり、ニート問題

バーチャルリアリティに没頭するあまり、仮想現実の世界から抜け出せず引きこもりになってしまう、もしくは労働意欲をなくす人が増加します。

その結果労働人口は低下し、ニートの増加といった社会問題に派生していきます。

国民性の問題かもしれませんが日本のニート、引きこもりは世界でも桁違いに多く、

VRによる日本人ひきこもりが社会問題として取り上げられる日は近いかもしれません。

③機械と人類の抗争

ロボット

こちらはVR単体の問題ではありませんが、技術の発展により、機械(AI)に自我や知性が芽生える事が予見されています。

その結果人間が制御できない領域が生まれ、機械が人間を制御するため、人を仮想空間内に閉じ込めたり、人類vs機械と全面戦争なんて事もありえるかもしれません。

まるで映画のIROBOTやサマーウォーズのようなお話ですが、実際に起きたら未曾有のパニックになることは容易に予想できます。

そうなった場合人間の社会そのもののあり方が変わってしまうかもしれません。

人間に勝ち目はあるのでしょうか

④プライバシーの侵害

監視カメラと人の顔

VR技術が発展していく上で、現実世界と仮想世界の堺は少しずつ薄れていくでしょう。

そしてVRが当たり前の時代になった時、問題は起きます。

外見こそ違えど、人は現実とほぼ同等の権限を持ったアバターを操作するようになり、決済システムや個人情報も一元管理されるようになります。

そうなった場合、リアルの個人情報の流出のリスクは飛躍的に高まり、ハッキングによる個人データ流出被害はより深刻な被害となるでしょう。

セキュリティ技術も同じように向上しているはずなので一概にはいえませんが、一人ひとりの「プライバシー」がどのように守られていくのか、気になるところです。

⑤曖昧なバーチャルとリアルの境界線

境目

あまりにリアルなVR体験は、現実世界とバーチャルの世界を認識する能力を低下させるかもしれません。

 

VRはバーチャル・リアリティであり、現実に近い感覚を疑似体験する技術ですからね。ちなみにAIの権威であるレイ・カーツワイルは「2020年代にはVRと現実の区別がつかなくなる」と予測しており、

現実とゲーム内の区別がつかなくなり犯罪に手を染める人が生まれてしまうなんて事もありえてしまうかも。

テレビゲームが暴力性を助長するかどうかが議論されつづけているようにVRにも同じような議論が巻き起こってもおかしくありません。

⑥反VRの思想を持つ集団の形成

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いつまでたっても新しい技術を受け入れようとしない人は一定数います。

どんな文化、技術にもアンチが存在するように、VR技術にもまた反VRの思想を持った人間たちが出てくるのはまず間違いありません。

VRを推奨するグループとVRを推奨しないグループ。

いつの時代も思想の違いは争いを生みます。

話し合いで終わるようならいいですが、人間の歴史から見るにそれは到底不可能であり、暴力による争いが勃発する危険は大いにありえます。

そこまでは行かなくとも、VR技術をつかったイノベーションを規制しようという動きはどこかのタイミングで必ず起きるはずです。

まとめ:イノベーションには問題はつきもの

様々な問題を紹介しましたが、おそらくココまで読み進めてくれた人の中には「VRってこんなに怖いんだ…それなら無いほうがいいじゃん」なんて考えている人もいるかもしれません。

でも安心してください。ここで紹介したのは10年以上先の話ですから。

それに今までの技術だって様々な問題を引き起こしてきてるけどうまくやってるじゃないですか。

だからなんとかなりますよ(無責任)。

我々の豊かな生活はその技術の上に成り立っているものです。

新しい技術というのは批判がつきものです。一度問題が起これば重箱の隅をつくように騒ぎ立て、「危険過ぎる!規制すべきだ!」という人も多く居ます。

勿論彼らの言うことも一理あります。問題を見過ごして強行突破しようとすれば更に大きな争いが生まれます。しかし、もっと大事なのは「リスクを最小限に抑えた上で革新的技術を浸透させるにはどうしたらいいかを皆が考える」ということだと思います。

今回紹介した問題も多少誇張してお伝えした部分もありますが、まずは問題点を把握した上でどういった解決策があるのかを考えていくのが重要な事です。今は空想のお話にしか聞こえないかもしれませんが、近い将来VRの大きな問題として今回紹介した社会問題が扱われている可能性は非常に高いので覚えておきましょうね。

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