SamsungとOculusが共同開発し、現在販売されているスマホVR商品の中で圧倒的なシェアを誇るGear VR、最近ではテレビやイベントで見かける頻度も高くなりました。
今回の記事ではGear VRの価格や購入方法はもちろん、使い方、Gear VRで出来る事、メリット、普通のレビュー記事では触れにくい問題点なんかも徹底的にリサーチをしてきました。
今更感は否めませんが、発売されて時間が経ったからこそわかる事、デバイス関連の事がさっぱりという初心者の人にもわかりやすいようにかみ砕いて説明した渾身の一記事ですので、Gear VRの購入を検討している方は特に参考にしてみてください。
もくじ
スマホVR王者『Gear VR』とは
2015年12月18日に発売されて以来、売れ続けているsamsungのスマホVRヘッドセット『Gear VR』。簡単に高画質な360度コンテンツを楽しめる所から様々な分野での活用がなされています。
当メディアでも触れましたが、ネットカフェのVR TEATER、N高等学校のVR入学式、横浜DeNAベイスターズのVR特設ブースも全てGear VRが使われているだけでなく、他にもアイドルやアーティストの360度ライブコンテンツや各地方のVR観光コンテンツなど活用方法は多岐にわたります。
まずはGear VRの基本性能、スペックについて触れていきましょう。
価格は約15,000円、対応機種はS6,S7,Note5,etc
購入する家電量販店やECサイトにもよりますが、基本的には14,900円程度です。これに加えて対応機種が必要になります。Gear VR本体自体の価格は非常にお手頃ですが、対応機種がないと遊べないので気を付けてください。
対応機種は、キャリアと契約する場合は新規契約やMNP、機種変更などによって実質負担額が変わってくるのでなんともいえないんですけど、S6でも4万円程度はかかります。
そしてGear VRがGalaxy S6、S6 Edge Plusに対応しているのは良く知られていますが、GalaxyS7、S7 Edge、 Note 5にも対応しています。
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現在は並行輸入品、SIMフリーのもので値段は約9万円~10万円程度。
さらに言えば、これから発売されるGalaxyの新製品もGear VRに対応したモデルになる可能性は高いので、『S6/S6Edge Plusじゃなきゃだめなのかぁー、チェッ』とGear VRの購入をあきらめていた人は要チェックしておいてください。(念のため購入前に確認をする事をお勧めします)
重量は約500g、メガネをかけていても使える?
サイズ | 約92.6mm×幅 約201.9mm×厚さ 約116.4mm |
重量 | 318g(本体のみ) |
視野角 | 96度 |
重量はGear VR本体は318gと書いてある為、『お、軽いじゃん』と思うかもしれませんが、そこにGalaxyのスマホの重量が加わる為実際には450~500g程度だと考えておきましょう。体感としては軽くもなく、重くもなくという感じです。女性や小柄な方だとやや重く感じるかもしれません。
材質はプラスチック製なので高級感こそかけますが、白と黒のすっきりとしたコントラストのおかげで安っぽさは感じさせません。
サイズは思ったよりもかなりコンパクトに感じると思います。ゴーグル内部は割と広々としています。しかし、メガネをかけていても使う事ができますが若干窮屈な感は否めません。
対応アプリ、ゲームの遊び方、専用コントローラは必要?
Gear VRは上で紹介した対応機種を使ってオキュラスの専用アプリをダウンロードする事で遊べるようになります。ゲームは勿論、人気アイドルの360度ライブコンテンツ、NetflixのVRホームシアターなど日々たくさんのアプリがリリースされています。そこで自分が好きなアプリをインストールして遊んでください。
なお体験するコンテンツによっては専用のゲームコントローラが必要な場合があり、別途購入が必要になります。その場合は
- Androind端末対応
- bluetooth接続(ワイヤレス接続)可能
のゲームパッドを必ず選んでください。
p.s.僕自身誰かにおすすめできるようなコントローラに出会ってないのですが、もし見つけたら追記しておきます。
熱問題、バッテリーの消耗に難あり?
GalaxyS6を使用しているとすぐに熱を帯びてしまい、コンテンツが停止する事が良くあります。僕の感覚では数十分使っていればほぼ確実に影響がでています。エラーがでてしまうと使用する事ができなくなってしまい快適さは失われます。
さらに電池の消耗がかなり早く感じる為、短気な人はイライラする可能性もありそうです。とはいえこれはGalaxyS6の使用を想定したレビューがほとんどです。
今後発売されるS7をはじめとする新機種ではこれらの問題は多少改善しているという情報もあります。特にバッテリー面ではGalaxy S7はディスプレイの明るさ最大での連続動画再生時間が15時間、Galaxy S7 edgeは同18時間と、スマホ最高峰のバッテリー持ちを達成しています。
Gear VRを3日間レンタル出来るDMM『いろいろレンタル』
こちらも意外と知られていないサービスなのですが、DMM.comさんが行っている『いろいろレンタル』にてGear VRを3日間、5000円で借りる事が出来るサービスがあります。
勿論、対応端末であるGalaxyS6も付属してついるので、『Gear VRの購入を迷っているけど、一度お試ししてから決めたいなぁ』と思っている人にうってつけのサービスとなっております(但し、端末にはいわゆる男性向けコンテンツがプレインストールされています)。
端末のセットアップを最初からしなければならないのがやや面倒ですが、Gear VRがどのようなものか理解するためには非常におすすめです。
Gear VRが選ばれる理由『コードレス&高画質』
Gear VRがここまで多くのイベントで使われているのには理由があります。それはコードレスによって得た高いポータビリティ性能です。軽量+使い方が簡単なので屋外のイベントだとしても導入ハードルが低く、且つコストもかからない。
それに加え、Galaxyスマートフォンの中でも高精細なディスプレイ、高い解像度によるVR体験は使用者の没入感を非常に高めてくれます。愛用者の中にはGear VRをハイエンド型のHMDと比べて遜色ないという人もいるくらいです。
僕はそこまでの過大評価はしたくないのですが、発売されて4か月の間、あれこれ使ってみて思った事を赤裸々に語りました。
スマホVRなら『Gear VR』がおすすめだよ!とは安易には言いたくはありませんが、この記事がGear VR購入を決める参考になれば幸いです。
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