ハイスペックPCやスマホが不要で使用できる自立型(スタンドアローン型)ヘッドセット「IDEALENS(アイデアレンズ)」を販売(を決定)しているクリーク&リバー社(以下C&R社)に凸ってきました!
製品の特徴や日本での販売価格情報も含めて担当の方に直接聞いてきたので見てってよ
C&R社VR事業部に行ってきました

というわけで、中国アイデアレンズ社製品である「IDEALENS」を販売するC&R社にお邪魔してきました。
C&R社と言えばゲームやTV、映像業界のクリエイターを育成人材派遣する会社という認識があったのですが、
2016年8月19日に中国アイデアレンズ社と子会社「VR JAPAN」を共同設立したり、9月から社内にVR事業部(すでに20名程度在籍しているとの事)を設けたり、VR/AR市場開拓に対してかなり熱が入れているようですよ。
VR関連の求人採用も積極的に行っているようなので興味がある方は公式ホームページで色々確認してみて。
IDEALENS(アイデアレンズ)の特徴

「IDEALENS」とは一体どういうものなのか?実際に話を伺って得た内容を元に簡単に特徴をまとめました。
- 世界初のハイスペックPCやスマホを必要としない
スタンドアローン型、自立型、オールインワン型、呼び方はいろいろありますが簡単に言えば「これ一台あればあとはなんもいらんでー」って事。
なのでプロセッサ、バッテリーもこれ一個にすべて内蔵されています。便利だよね!
- 本体部分約295gで軽量
HMD部分のみの重量は約295g。バッテリーが後頭部に位置しているので重量のバランスがとれて実際の数値以上に軽く感じました。
15分~20分つけていても疲労を感じず事なく使えますよーって言ってました。
- 視線ピントが一瞬で合う(らしい)
担当の方曰く「IDEALENSは装着した瞬間にピントがあう」と話していて筆者も何度か試したけど確かにすぐにピントが合った。ただその理由は担当の方も「何度聞いても全くわからない」との事。
※中国アイデアレンズ社の技術的な特許だそうです。仕組みを知ってる方いたら僕に教えてください。
日本での発売日、価格はいつ?

気になるのは日本での発売日と価格についてですが、これに関してはまだ未定であるらしいのですが、
「年内に7万~8万円の価格帯で販売を予定している」との事
個人的には少し高い気もするけど担当の方曰く「本当は10万円以上でも売りたいくらいなのですが、かなり抑えてます」と言ってたのでここら辺は情報のアップデートを待ちましょう。
新しい情報が入り次第本記事に追記します。
最近お金がいくらあっても足りないって思い始めてきたよ。
今後の課題とか
一番の課題として挙げられていたのは「開発者向けのサポート体制」について。
このデバイスを使ってどんな開発をしていけるのかというサポートをしていく仕組みがまだまだ弱いので今後そういった面を強化していく必要がある、と。
大事ですねーコレ本当。
あ、あと基本的にBtoB向けとか中国展開を視野に入れているそうですがIDEALENSの日本製品版はプラットフォームはC&R社さんが独自制作していくようなので、今後どういった展開になるのか楽しみですね。
余談:個人投資家説明会での様子
10月17日(月)日本インタビュー新聞社が主催した株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)の個人投資家説明会が行われました。
その中でC&R社が代理販売をしているVRヘッドセット「IDEALENS」を個人投資家の方たちが使ったようなのですが、その時の様子がコチラ
おじいちゃんがVRヘッドセットつけてる(´・ω・`)なんか感動。
参加人数150名の内40名程度がVRヘッドセットを使ったようなのですが、「これはTV?」「どうやって動画をいれるの?」「画面が近くていい」など、360度見渡せる映像に興奮している年配の方も多くいたそうです。
「画像がもっと高精細ならいいな」といった指摘もあったようですが、日本の年配の方がVRヘッドセットを装着している珍しい画だったので紹介しました。
こういうのもっと増えてほしいなぁー。