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狂四郎2030は『ジャングルの王者ターちゃん♡』で知られる徳弘 正也先生が描いたSFマンガです。
内容は徳弘先生らしいギャグや下ネタ満載(性的な描写含む)なのですが、『遺伝子が人生の優位を決める思想(優生学)』を背景に、徹底的な管理社会での様々なドラマを描いた重厚なストーリーを描いており、今も根強いファンが大勢いる人気作品です。
僕も記事執筆1か月前まで存在すら知らなかったのですが、以前『SAOみたいなVRMMORPG系のおすすめラノベ、小説33作品!』を書いた時、読者の方からコメントで本作品の事を教えてもらったので読み始めました。
どぎつい下ネタやグロシーンも多いので万人にオススメできる作品ではありませんが作中におけるVRの描き方、個性的なキャラクター、なにより衝動で全巻買ってしまうくらいストーリーが面白かったので紹介させてください。
このゲノム党ってのが諸悪の根源なんだけど、ゲノム等は優生学を背景に一般国民達を徹底的に管理、99%の国民を粛正し、「デザインヒューマン」と呼ばれる遺伝子操作された勤勉で従順な『新しい国民』を導入する事で日本国家の繁栄をもくろんでいます。
優生学とは「生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする応用科学」の一種、わかりやすく言えば、「遺伝子的に優れたものだけを多く残し、劣性遺伝子は排除していこうぜ」という社会的運動の事。
家畜の品種改良と同じように、人間も生物学的観点から改良を進める事でより良い社会が実現出来るというもので、1883年にイギリスの学者フランシス・ゴルトンが初めて定義し、20世紀にはとある政権で多くの支持を得ました。
どこかわかりますよね?そう、ナチスドイツ政権です。
作中では人間のDNA内の『M型遺伝子』に異常があると将来犯罪を犯す確率が高まるとされ、M型遺伝子に異常を持つ人間は迫害や差別の対象となっていました(実際にはM型遺伝子異常者とはゲノム党独裁政策のための方便にすぎず、実際はM型遺伝子異常者の方が特定の分野で優れた能力を有している場合が多いという設定)。
つまり狂四郎2030の大きなテーマの一つである優性学のモデルはナチス政権の人種政策のようなものなのです。
本作の主人公である狂四郎もM型遺伝子に異常を持つ人間として様々な差別を受けてきた人物。少年時代にM型遺伝子異常者として両親から引き離され兵士としての訓練を受け、並外れた強さを有し、第三次世界大戦においても要人の暗殺や破壊工作を成功させるなど素晴らしい功績を残しています。
狂四郎のバーチャル上での妻「ユリカ」が現実に存在すると知り、国を裏切り、ユリカに会うために旅にでる。普段はおちゃらけてばかりのスケベな
男だが、戦場にでると豹変し必要とあらば女性や子供でも平気で手にかける近年稀に見る主人公像。
時にジョークを交えながら人を斬る姿は狂気そのもの。国が狂四郎を追い込んだ結果とはいえ、殺戮を楽しむ主人公というのは中々ヘヴィーです。
国民が徹底的に管理されたディストピアとも呼べるこの世界で、バーチャル技術は以下のように使われています。
2030年の日本では国民の99%は全国のオアシス農場と呼ばれる食料生産基地に収容され、一般国民達はそこで過酷な労働を課せられています(大人子供問わず)。
子供たちの教育はすべてバーチャルマシンによって行われており、子供たちに国の思想教育を施している。教育内容の中には「数年間働けば日本の食料自給率が100%になり日本中のオアシス農場の生産量が安定して強制労働は終わる」という嘘の情報で国民を洗脳(実際は死ぬまで出られない)
「生産ノルマの達成」こそが国家復興の礎になると信じ込まされ、目の前でノルマを達成できずに射殺された大人を見てもゲノム政権を疑うものは一人も出ない完璧な洗脳教育のツールとしてVRマシンを活用しています。
オアシス農場で働く大人たちも「自分たちが戦争を支持したためにこのような悲惨な状況になっている」と始めから半ば諦めている為、国民はどんなに悲惨な目にあっても、どれだけ辛い現実を直視させられたとしても従順な国の駒となっているのです(洗脳を拒み続けたさおりというキャラクターもいる)。
男女は完全に隔離されており、生身の人間との性行為はごく少数の特権階級に許された行為となっている。そのため、一般国民達はバーチャルセックスマシンで性欲を満たしている。
これは彼らに与えられた唯一といっても良い娯楽道具であるが、実際は子孫を繁栄させない事で一般国民を緩やかに絶滅させていくゲノム党の政策の一つである。
7人に1人あたりの割合で支給され、バーチャルマシンであらゆる体験を疑似体験できる(国が支給するソフトに限る)。国民のほとんどはつらい現実から逃れる為に(男性は特に)自らの性欲を満たすことにしか使っていない。
主人公である狂四郎はヒロインの志乃(ユリカ)に会うまではひたすら剣術プログラムを使用していたが、その後はVRセックスに没頭するようになる。こうしてゲノム党は国民の99%を絶滅させ、新たな国家を作り上げようというトンデモ計画を遂行しているのです。
狂四郎2030のタイトルにもあるとおり本作は2030年の日本が舞台となっています。そしてこの2030年ですが実は、VR(フルダイブ)が実現する年と言われています。
これはGoogleでのAI開発の葬式やアメリカの実業家、人工知能の権威として知られるレイ・カーツワイルの出した未来予測によるものです。
彼の予測によると狂四郎2030の世界の様にバーチャマシンを必要とせず、脳内にナノマシンを挿入し、外部機器を介さずにVR空間を生成できるようになると言われています。
気になる人は別記事を書いたのでそちらをご覧ください
>>「フルダイブ実現は2030年代」AI権威レイ・カーツワイルのVR未来予測
狂四郎2030はどぎつい下ネタや性行為シーンが多いだけでなく、残酷描写が多々ありますので、かなり人を選ぶ作品といえます。
ただし、下ネタが苦手な僕も重厚なストーリーにどんどん引き込まれ気づいたら最終巻まで読み進めていました。どぎつい下ネタも読んでるうちに慣れるもんです笑
ちなみに僕としては目を覆いたくなるような残虐なシーンに平気でう○こち○こ的なギャグを放り込んでくる徳弘先生のセンスがある意味一番の狂気だと感じました(いい意味で)。
シリアスなシーンを少しでも軽減させる意味合いがあるのかもしれないですけど、空気が読めていなさ過ぎて『…はは』と乾いた笑いしか出てこない事も多々あります。
胸糞悪くなるようなストーリーも確かに多いですが、同時に人間の持つ負の部分に焦点を当て掘り下げていくストーリーが好きな方にはうってつけのマンガだと思います。
徳弘先生の作風は現在、世界で最も売れているマンガ『ワンピース』の作者である尾田栄一郎先生にも引き継がれています。尾田先生は徳弘先生の元アシスタントで、彼を『本当のプロ』『一生の恩人』と慕っているそうです。
ギャグの質や切り口、頻度は違うかもしれませんが、たしかに壮大な人間ドラマ、シリアスシーンにもところどころギャグを放り込む、話の構成がしっかりと受け継がれているような気がします。
前述した通りかなり人を選ぶとおもいますが、僕は純粋に楽しめました。ラストも僕としては別に文句のない終わり方でしたけどネット上では賛否両論のようです。
狂四郎2030を教えてくれた読者の方には本当に感謝しています。面白い作品に出会ったときの多幸感ってすさまじいよね。みなさんももし興味があればぜひ!Kindle版も出ているようです
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