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VRと相性の良いゲームジャンルとして『ホラー』がよく話題にあげられます。HMDを装着して体験するホラーゲームの怖さは今までの比ではありません。
筆者も何度かVRホラーゲームを体験したことがあるけれど、コレは…怖すぎる。人によっては多分シャレでは済まされないくらいのトラウマ体験になります。
メタルギアシリーズで有名な小島秀夫監督も『現在興味があるのはホラーコンテンツのゲームだ』みたいな事もいってましたし、確実に市場が出来上がっていくのはまず間違いないです。しかし、僕は実際にVRのホラーゲームを体験して思いました。
『楽しくない、怖い(泣)』
SAOの茅場晶彦さんの言葉を借りるなら『これはゲームであっても遊びではない』という感じ。正直いって『一刻も早くゲームのプレイを辞めたい(泣)』って感じ。
ゲームと聞くとなにがなんでも楽しめるコンテンツみたいに聞こえるけど、VRとホラーの組み合わせは、本当にヤバイ。怖すぎて罰ゲーム感満載なんですよ。
ヤバイという表現は物書きとしてあまり使いたくないんだけど、コレはマジヤバイ。ヤバイヤババイヤババイバイ。というわけでVRとホラーのコンビネーションがいかに怖いか説明していくよ。
まず最初に断っておくと、僕は元々ホラーコンテンツ自体は好きで、VRホラーゲームを悪く言っているわけではなく、VRホラーゲームの度を超した恐怖についてお伝えしたいだけです。
ゲームはバイオハザードくらいしかやったことないけど、ホラー映画は好きです。呪怨やリング、着信アリは勿論なんですけど、僕が好きなのは世間一般で「B級」と言われるような作品(特に洋画)。B級ホラー特有のストーリー展開と、ベタ展開(ex.童貞生き残る、プレイボーイ死ぬ)が病みつきなんですよねー。
でもそれって僕が家のソファーに座り、自分がなんの危害も加えられず、登場人物がゾンビや殺し屋に襲われてるのを鑑賞しているから楽しめていると思うんですよね。
何を言いたいかというと、安全な場所にいながらスリリングな物をみるから娯楽コンテンツとして成立するって事。ボクシングの試合とかと同じです。リングの外から観戦するからボクシングは楽しいんです。
「でもさぁ、VRだって別に映像の中のゾンビが襲ってくるわけじゃないし大げさだよぉ~」と能天気なコメントかましてくる人がいますけど、そんな方はまずこちらの映像をご覧いただきたい。
2015年LAで開催されたE3にて、カプコンが発表した『Kitchen』をプレイする女性の動画です。たった30秒程ですが、彼女のパニックぶりが伺い知れます。いわゆるあかん奴です。
『Kitchen(キッチン)』という家庭的なタイトルの癖に中身はかなりサイコでイカれた内容の鬼畜ゲーム。ゲームというよりデモ動画なのですが、ストーリーフローを簡単に説明すると
手足を縛られた身動きの取れない状態でスタート。近くには一人の男性が。 突如乱れた黒髪の女性が現れる。 |
こんな感じです。おほぉ~、カプコンさんイカれてるー!って感じの作品ですね。ちなみに「Kitchen」は2017年1月発売のバイオハザード7につながる前身となったVRゲームである事がバイオハザード7の体験版により明らかになりました。
ーー自分の近くにいる男性に目線を向けていて、ふと目線をそらすとすごい形相をした女性がいる。
VRは人の視線の動きを利用して恐怖を与えるテクニックがいくつも存在します。音、光、キャラクターの仕草など、あらゆるものを使って体験者の視線を巧みに誘導します。そしてクリエイターたちは最大のリアクションを得られる最高のタイミングで恐怖を放り込んできます。
はい、彼らは悪魔です。
ホラー映画でも良くある、物凄い怪しい所に視聴者の視線を集めて、調べてみたらなにもない『ホッ』とした瞬間後ろからお化けがババァ―ンッ!ってあらわれるみたいなアレです。映画だと視点は固定されているのでまだマシです。VRではそれを直に味わう事になるのです。
どうですか?ちびりそうでしょう?
しかし、僕はVRとホラーの本当の恐怖は別にあると思っています。それは『音』です
雷、叫び声、サイレン、人だけじゃなく、あらゆる動物に『恐怖を感じる音』があります。僕は特に女性の叫び声とかが苦手だったりするんですけど、ホラー映画では恐怖を駆り立てる様々な効果音、音声効果を駆使しているのをご存じでしたか?
嘘だと思った人はためしにホラー映画を音声無しでみて下さい。はっきり言って全然怖くないですから。作品によっては「あれ?これコメディ?」ってなります。
「音」は人に恐怖を与える最恐のスパイスなのです。しかし、VRホラーでは目はつむることはできても耳を塞ぐことはできません。音量を下げれば別ですが、基本的には回避不能です。これがVRホラー最大の恐怖です。
よく映画鑑賞中、怖いシーンで目や耳を手で覆ったりする人いますよね?あれって本能的に怖い情報を受け取らないように反射的な行動を取ってるんですけど、でも、この行動がVRホラーでは不可能なんです。
なぜなら高い没入感を再現するために、VR体験中はHMDとヘッドホンを装着しているからです。
あらゆる音が強制的に聞こえてくるわけですからすさまじい恐怖体験になります。逃げられない恐怖、これが『VRホラーが怖い理由』です。
実際にお台場ジョイポリスの『VR生き人形の間』では「怖すぎてダメだと思ったらヘッドフォンを取り外してください」とアナウンスしているくらいです。もしご興味あれば体験レポ―トも書いたのでご覧ください。
VRホラーは、感覚としては『遊園地やテーマパークのお化け屋敷』に近いかもしれません。
ただしVRによって生成された映像の方が既存のお化け屋敷より自由で表現の幅が広いです。というかお化け屋敷のお化けは人間が演じてるだけでなので、さほど怖くないです。『ワーーー!』って驚かしてくるけど、一定の距離より近くに来ることはゼッタイに無いし、安全面の問題上触られないし襲ってこない。
むしろ『あぁこの人はお化け役の人だから(本当のお化けじゃないから)なんか安心』とさえ思うときがあります。お化け屋敷は見ようとしなければ見ないで進めるし、耳も塞げる。だから余裕です(行かないけどな!)。
その点VRの映像の中ではなんでもありです。お化けもゾンビもお構いなしにガンガン追っかけてくるし、襲ってくるし、噛み付いてくるし、刃物で刺してきます。うめき声も叫び声も奇妙なBGMも全部聞こえます。
そのうち触覚なんかも再現されてきたらいよいよ失禁間違いなしのコンテンツが出来上がりますね。
恋人や家族、友人、ペット、あなたの味方はVRの世界には(協力プレイできるコンテンツなら別)居ません。いるのは血まみれのゾンビーです。
VRのヘッドセットをつけてホラーを体験するというのはそういう事です。
これだけ怖いものが娯楽として受け入れられているのには理由があります。まず、『恐怖』は死に直結するため、多くの動物は自分の生存確率を少しでも上げるために恐怖の正体を探ろうとするそうです。
人間も同様です。
『怖いもの見たさ』という言葉があるとおり、人間とは正体不明のものに対して好奇心が湧いてしまう生き物なのです。
ちなみに脳神経科学的には恐怖と快感は密接に結びついているようで、日常生活の中に恐怖体験を求めるのは当然なのかもしれません。
実際アメリカでは年々ホラーコンテンツにかける支出が上昇しているというデータもあります。
愚かなのか、はたまた勇敢なのかなんとも言い難い習性ですよね。人間って面白です。
ホラーコンテンツが人々の欲求を満たしているのはわかりましたが、果たしてVRホラーは娯楽なのでしょうか。
僕の見解はこうです。
勿論お化け屋敷やホラー映画の様にVRホラーもエンターテインメントコンテンツとして活躍する事は間違いないでしょう。
しかし、少なくとも家庭用の場合であれば、VRホラーコンテンツには簡易的な一時停止(ポーズ)機能は必須だと思ってます。
そうしないとVRホラーでパニクって座っているイスから転げ落ちたり、障害物に身体をぶつけて怪我をする事もありえます。
それに心臓が弱い人とか年配の方はVRホラーは細心の注意を払った方がいい。
VRホラーの怖さをしっかりと知っていないと本当に笑いごと抜きでVRホラーで死亡なんて事件がニュースになる日がくるかもしれないのよね。
ホラーとVRの組み合わせは相性良すぎて、エンターテイメントとしてぎりぎりだろ、と個人的には思っているのだけれども、利用にあたっての安全基準は真剣に考えていかないといけないかもしれませんね。
アダルト同様、「ホラー」は非常に人気のある(お金になる)産業なので、せめて「VRホラーは用法容量を守って正しくお使い下さい」みたいな注意書きは絶対必要だよね、って思います。
ちなみにバイオハザード7もVR対応する事が決定していますが、実はバイオハザードって年配の方にも結構人気があるらしいですよ?
勇気のある方は是非チャレンジしてみてください
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日本国内ほぼ全てのVR動画サービスを利用した結果、作品数、クオリティの揃ったDMM(FANZA)を選んでおけば間違いありません。グラビアやアダルトだけでなくお笑い、自然、ホラーなど豊富なジャンルのVR動画がそろっているのも良いですね。
アダルトVR購入はリピート率が高く、ハマる人はとことんハマるので出費が気になる方はVRchをチェック!
DMMは有料商品を購入してもクレカ明細に商品名が掲載される事はありません。 どんな商品を購入したかは本人にしかわからないので、安心して使えます。
VR動画を体験した事ない人は100%損をしているので、ぜひ一度VRの迫力に圧倒されてみてください
コメント
コメント一覧 (4件)
VRでもぜんぜん怖くないよ
MAJISUKA?僕は怖いっす
疲れますね
れwyす5s6う56う