VRヘッドセットなどの専用機材を使ってバーチャル配信をする方法です。
VTuberには3Dモデルと動きをトラッキングする機能が必要です。VRヘッドセットには動きをトラッキング出来る機能がついているのでそれを活用出来るので非常に相性がいいです。
ただし、必要機材をそろえるハードルの高さや、場合によってはプログラミング知識も必要となるので個人でやるにはハードルは若干高くなります。
VR機材を使う場合は、スタンドアローン型でない限りVRヘッドセットを動かす為のハイスペックPCも必要になるので、ご注意ください
本記事では、HTC Vive(Pro)を推奨しています(理由は後述)
その他の方法でのバーチャル配信方法については以下をご覧ください。
スマホアプリ | バーチャル配信者になれるスマホアプリ【iPhone・Android】 |
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PC | パソコンでバーチャル配信する為に必要な機材&おすすめツール |
もくじ
カスタムオーダーメイド3D2
必要なもの | ハイスペックPC、HTC Vive |
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費用 | 9800円 |
難易度 | 中くらい |
キャラメイク機能 | あり |
必要スペック(VR機器用) | OS: Windows 10 プロセッサー: Intel Core i5-4590 相当かそれ以上 メモリー: 4 GB RAM グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 相当かそれ以上 |
まずこのゲームは18禁のいわゆるエロゲーなのですが、かなり細かく(可愛く)キャラメイクすることができるので、絵が描けないVTuberになりたい人、3Dモデルが作れない人にとってはすごいありがたいツールとなっています
このゲーム内の「バーチャルアバタースタジオ」という機能で撮影や背景の変更もできブラウザまで見れる(生配信ができる)というような至れり尽くせりな内容ですね
手軽にクオリティの高い3DモデルでVTuberができるツールとしてはかなり良い選択肢の1つです
Vカツ
必要なもの | ハイスペックPC、HTC Viveなど |
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費用 | 無料 |
難易度 | 簡単 |
必要スペック | OS: Windows7 / 8.1 / 10 64bit プロセッサー: Intel Core i5 4590以上 メモリー: 4 GB RAM グラフィック: NVIDIA GTX 970 / GTX 1060以上 またはAMD R9 290 以上 DirectX: Version 11 ストレージ: 1 GB 利用可能 |
誰でも簡単に無料でVチューバ―になれる3Dキャラクターメイキングサービスです。制作コストや専門知識を一切不要で動画やライブを世界に発信できます
公式動画を見たけどかなり自由度が高くて、キャラメイクとか数万通りじゃきかないくらい膨大です(顔のパーツだけでなく洋服の着せ替えも出来る)
手軽さで言えば頭一つ抜きんでたかっこうです。サービス自体は2018年8月1日公開予定です。
バーチャルキャスト
必要なもの | ハイスペックPC、HTC Viveなど |
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費用 | 無料 |
難易度 | 普通 |
必要スペック | OS: Windows 10, 64-bit バージョン ネットワーク:下り5Mbps以上、上り15Mbps以上 |
ニコニコ生放送でおなじみ株式会社ドワンゴのバーチャルキャストは、VR空間にスタジオを作り、視聴者とコミュニケーションをとれるアプリです
生放送やコメントによるコール&レスポンス、そして凸機能など完全にニコ生のVRバージョンという印象。
Unity(ユニティ)
必要なもの | ハイスペックPC、HTC Viveなど |
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費用 | 無料(Final IK:90ドル) |
難易度 | 高め |
必要スペック(VR機器用) | OS: Windows 10 プロセッサー: Intel Core i5-4590 相当かそれ以上 メモリー: 4 GB RAM グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 相当かそれ以上 |
VTuberになる為の3Dモデルを作成する為のエディターであるUnityとHTC Viveに搭載しているモーションキャプチャを使う方法です
Oculus RiftやWindowsMRでも可能ですが、トラッキング部位を追加できるHTCViveの方がおすすめ(別途Viveトラッカーの購入が必要)
Unityのアセットストアの『Final IK(90ドル)』を使用している方が多いです
FinalIKに比べると機能は制限されていますがXR mecanism IK Pkusという無料のリンクもあるのでお金をかけたくないって人はそちらをどうぞ
PERCEPTION NEURON(パーセプションニューロン)
必要なもの | ハイスペックPC |
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費用 | 約20万円 |
難易度 | 高め |
ここまで書いた様々なVTuberの他にも企業勢Youtuber「ミライアカリ 」「キズナアイ」などは、主にUnityと呼ばれるエディターを使って、PERCEPTION NEURONという高価なトラッキングツールを使って動画を配信しています
難易度的には他と比べると高めですが、アバターの動きを全身で表現できるようになります
VR機材を使うと書きましたが、PERCEPTION NEURONでモーションキャプチャ可能なのでViveは必須ではありません
1人でやっていくにはかなり厳しいと思いますのでチームでVTuberになろうと考えている人はぜひ検討してみてください
VRoid Studio(ブイロイドスタジオ)
VRoids Stugioは人型アバターの3Dモデルを作成できるアプリケーションです。
アバター作りが簡単に出来るなんてすごい!
2018年7月末にオープンベータ版を予定しているので詳細はまだ不明ですので、内容が判明し次第詳細を追記いたします。
先行クローズドベータの提供も予定しているので興味があるかたは、下記リンクより利用応募フォームに登録してみてください。
音声の録音にはマイクを使おう
配信の際はマイクを使った方が綺麗に音声が録音できます。マイク使った方がプロっぽくて気合がはいるので準備しましょう。
ゲーム実況者に人気のあるマイクはコチラ↓
でも、どうせマイク買うなら雑音が入りにくくなるポップブロッカー付きのこっちの製品の方がおすすめ。
ポップブロッカーはマイクの前にあるアミアミのメッシュ金魚すくいみたいなやつね。なんかプロっぽくてかっこいい(笑)
配信中の撮影で結構動き回るようなタイプの配信者ならヘッドセットタイプのマイクの方が音を拾いやすいかもしれません。
ゲーム実況するならキャプチャボードも忘れずに!
フリートークのみで配信していくだけならいいんですが、もしあなたがVtuberになってゲーム配信をする予定ならゲーム画面録画用のキャプチャボードも用意しておきましょう。
「きゃぷちゃぼーど?なにそれ?」とか「そういうの選び方よくわかんない」って人はゲーム実況者御用達のAverMediaの製品選んでおけばとりあえず間違いないと思います。
ちなみにこれおすすめです↓
AVerMedia Live Gamer Portable 2 PLUS AVT-C878 PLUS [4Kパススルー対応 ゲームの録画・ライブ配信用キャプチャーデバイス] DV478
コンパクト且つ高画質な録画が可能。めちゃ便利です。